雪川醸造について
The Story of Snow River Wines

雪川醸造は、自然豊かな大雪山系のふもと、北海道上川郡東川町にある小さなワイナリーです。
 
 
 
雪川醸造がある北海道・東川は、豊かな自然が広がる大雪山系の麓に位置しています。この山々の雪解け水に由来する地下水がふんだんに湧き出しているため、この町には上水道がなく、すべての生活水や農業用水を地下水でまかなっています。

豊富な水源は、ぶどうをはじめとした農業に恩恵となるだけでなく、自然が生み出す美しい風景が多くの人々を引きつけたことで、この街を「写真の街」としても有名にしました。
 
 
周囲を山々に囲まれていながらも、北海道最大の盆地である上川盆地に位置していることから、東川には見渡す限りなだらかな土地が広がっています。この風景は、古くからワイン造りに取り組んできたフランスやイタリアではなく、近年になってからワイン造りが盛んになったニュージーランドやアメリカ・カリフォルニアを連想させるものです。

まだ、ワイナリーの設立を計画し始めた頃、場所の検討をするなかで、過去に見てきた美しいワイナリーのイメージと、ぴたり当てはまったのがここ東川でした。
 
 
ワインづくりは、ぶどうづくりから始まります。ワインの出来は、原材料であるぶどうの善し悪しに大きく影響されます。また、どのようなワインを作るかは、どのようなぶどうを用いるかでも決まってきます。

ぶどうの木からぶどうの果実が収穫できるようになるまでは、畑を起こし、苗木を植えてから、数年がかりの育成が不可欠です。したがって、「こんなワインが作りたい」というビジョンが、実際のワインとして結実するまでには、想像以上に長い年月がかかります。
 
 
そうやって作りあげたワインであっても、実際に味わってみるまでその出来はわからないし、思い通りに仕上がっているとも限りません。そもそも農作物であるぶどうの出来は、天候に大きく左右されるもの。小さな何気ない要因が、思わぬ大きな結果を招くこともあります。

このような日々の取り組みの積み重ねの果てに、良い品質のぶどうを収穫し、目指すワインを生み出すことができるのです。

 
ワイン作りの経験がないにも関わらずワイナリーを設立したのは、ワインへのひとつの思いがあったからです。

日本では世界中からワインが輸入され、国内でも多くのワインが作られるようになり、昔に比べて遥かにワインを気軽に楽しめる環境になりました。しかし、同時にワインに関する情報が増えたことで、ワインが何か難しいもの、ルールに縛られたもの、と思われてしまうような場面も増えてきました。
 
 
ヨーロッパやアメリカなどのワインの産地を訪れると、そこでは人々がワインを日常のものとして気軽に楽しんでいます。日本でも、そんな風にワインを日常で気軽に飲んでほしい。日々の食事と一緒にワインを楽しんで欲しい。こうした風景がもっと当たり前のものになって、日本ならではのワイン文化が育まれていくのに貢献したい。いつしか、そんな思いを抱くようになりました。

その思いは、次第にワイナリーの設立という意志となり、さまざまな準備を経て、2020年秋に雪川醸造は、この北海道・東川でスタートしました。
 
フィロソフィー
大雪山の豊かな自然に囲まれて、
水に恵まれた東川で醸したワインと共に、
皆さまにうるおいとつながりをお届けします
 
東川では、日々の生活のなかで豊かな水によるうるおいに絶えず触れながら過ごしています。ぶどう畑の作業のさなかでも、周りを見渡せばそこに美しい山々が目に入り、自ずとその恩恵を意識することになります。
 

そして、ワイナリーを立ち上げるにあたっては、多くの人々から想像以上のご支援をいただきました。その人々とのつながりなしに、雪川醸造のワイン作りは立ち行きません。だから、雪川醸造のワインづくりには、うるおいとつながりが強く結び付いています。

そして、この地で育ったぶどうを私たちがワインとして醸し、届けることによって、皆さまの生活においても、うるおいとつながりを感じるきっかけになることを願っています。
 
社名 雪川醸造合同会社 (Snow River Wines G.K.)
代表者名
代表社員  山平 哲也
所在地
北海道上川郡東川町東町2丁目1番6号
設立
2020年11月6日
資本金 500万円
事業内容
・農産物の生産・加工・貯蔵、販売、および関連する作業の受託
・果実酒の生産・貯蔵、販売、および関連する作業の受託
メモ ・ワイナリーは、1952年(昭和27年)9月に建てられた赤レンガ倉庫を改装して、醸造所として使用しています。
・ヴィンヤードは、ぶどう畑として使いはじめる前は、そば畑として長年利用されていました。